子どもの可能性を引き出す3つのコーチング的アプローチ
みなさんは、お子さんとたくさんお話ししていますか?
我が家には、「よくしゃべる娘」と
「おしゃべりがあまり好きではない息子」
といるのですが、今回は娘にフォーカスして
話をしてみたいと思います。
娘の自由な意思決定、やりたいことにフォーカスするエネルギー
周りになんて言われようと自分の決めたことを貫く意思のつよさ
でも浮き沈みの激しい感情、、、
なかなかの変わり者の娘に振り回されず、でも親の意見、気持ちも伝え
娘の気持ちとどうすり合わせていくか、どこにもっていくか
どうやってやりたいことを決定づけたのか、
お話ししていこうと思います。
目次
- ○ 子どもの可能性を引き出すアプローチ①聴く
- ・子どもの話は聴いてあげて、まずは「そうなんだ!」と受け入れる事
- ○ 子どもの可能性を引き出すアプローチ②否定しない 押し付けない
- ・最終的に子どもが決めれるように
- ○ 子どもの可能性を引き出すアプローチ③子供に決めさせる
- ・大学を選ばず、就職を決めた娘
- ・現在の娘の様子
- ○ まとめ
子どもの可能性を引き出すアプローチ①聴く
娘は今19歳で働いています。
だけど、娘の高校の友達は、みんな大学に行くか、浪人するか
という選択をしています。
大学進学をどうするか、という進路について
おおよそ、親は「とりあえず大学出ておこうか」
「ここまで頑張ってきたのに、高校で終わるのもったいないよ」
「○○大学頑張ったらはいれるかもしれないよ」
「大学に行ったらもっと選択肢広がるよ」
と、いうかもな、と思います。
以前の私ならそう言っていたとおもいます。
みんなが大学行くから、あなたもいった方がいい、
親の見栄として、大学出ておいてほしい、
こんなところが見え隠れするのでは、と思います。
娘の「大学行かない」選択は
「いかないけど、やりたいことがある」
という理由があったので、そこを聞いてみました。
子どもの話は聴いてあげて、まずは「そうなんだ!」と受け入れる事
娘の場合は「海外に行きたいんだ」
という想いがあったのですが、
4年間の中で、海外留学や、ホームスティ、研修、
がある大学を選ぶ、という選択もありましたし、
就職で海外に行ける旅行会社を選ぶ、という選択肢も
もちろんありましたが、
娘の中では「あと4年間大学で単位取得のために勉強する」というのが
どうも耐えられないようで、(高校がかなりスパルタだったので、
もう、点数をとるためだけの勉強はしたくない…となってしまったようです)
大学に行く意味、大学の魅力、が娘の中では、見いだせなかったようです。
娘にとっても、私達親にとっても、人生の岐路!
なので、慎重に答えを出さないといけないですよね。
娘の話を全部聞いてあげる、途中で話の腰を折らない、
娘の意志を正しく受け取る、
を意識して、たくさん話をしました。
子どもの可能性を引き出すアプローチ②否定しない 押し付けない
親の役目って、何歳までか、考えたことありますか?
もちろん、成人するまでなんですが、
進路、人生、そんなところで考えてみると、
「高校受験」が境になるのかな、とかんがえています。
中高一貫校もあるのでその限りではありませんが、
義務教育を終え、初めて子どもの意志が反映される、
意思を尊重してもらえる、のが
この高校受験なんですよね。
とはいえ、おそらくどの家庭も「親の意思を優先」してしまうのが
現状かとは思いますが。
この高校受験から、意識しておくといいのが
「親の意見を押し付けない」
という事です。
話はたくさんして、親の考えも、意見も何度も伝えると思います。
だけど、親が「ここにしなさい」「ここにして」
と決めつけるのだけは、避けた方がいいと思います。
私達も人に決められた道をこれから3年間
歩まないといけないと思ったら、ちょっと
憂鬱じゃないですか?
「あ~あ、あそこの高校行きたかったのに」
「全然面白くない、」「あ~あ、親が行けって言ったから」
となってほしくないですよね。
懸念されるのは、不満が出たときに
「親のせいにされてしまう」という事なんですね。
最終的に子どもが決めれるように
大事な大事な進路を、子どもに決定させるって、
そんな、恐ろしいことできない!
と思われる方もいるかもしれませんが、
子どもにもちゃんと、考える力があって、こうしたい、という想いが
あるんです。
それに、あなたの子どもであって、多少なりともあなたを受け継いでいるわけです。
いざという時、あなたは頑張るでしょう?
諦めないでしょう?じゃぁ、あなたのお子さんも同じです。
もっと、もっと、あなたのお子さんを信じてあげてください。
逆の立場だったら、どうですか?
「自分の意見一つも聞いてくれない」
「自分のこと、信じてくれない」
「頭ごなしに決めつける…!」
そんな親の態度をみたら私達、
「もういい。話さない…」「どうでもいいよ。」
部屋に引きこもるだろうな、と思いませんか?苦笑
子どもの可能性を引き出すアプローチ③子供に決めさせる
高校受験も大学進学も、親が決めるとろくなことない、
と言い切ってはいけないけれど、3年間、4年間、
たのしいことばかりでは ないからこそ、
子どもの自身の意見は大事にしないといけません。
最終的に決定権は「子ども」にゆだねてください。
心配なのも分かりますし、自分の子ならここ狙えるかも、
こっちの方が合ってそう、なのかもしれませんが、
それは、「親から見た」場合です。
「親が見ている子どもの姿」がすべてではないですよね。
子どもには子どもの世界があり、子どもの見ている未来があるわけです。
親は「子どもを見る」のではなく、
「子どもの見ている未来」を一緒に見てあげてほしいと、
おもっています。
大学を選ばず、就職を決めた娘
「せっかく、いい高校に行ったのに」
「大学、選び放題なのに」
「私立でも国立でも、どこでもOKといわれているのに」
どんなにいい条件がそろっていたとしても、本人にその気がなければ
全く魅力的ではありません。
例えるなら、「全くファッションに興味のない人」
の目の前に、ものすごくおしゃれをしている人が猛烈にアピールをしている感じでしょうか。
興味のないものは、目立とうが奇抜なことをしてようが、全く惹かれない、んですよね。
娘も、大学進学に全く興味を引かれなかったので、
周りがどんなに頑張って勉強していても、周りがどんなに大学の話を楽しそうにしていても、
どこの大学にする?と大学選びをしていても
「私も勉強しなきゃ」
「大学、滑り止め、決めなくちゃ」
「国立の方が、やっぱりいいよなぁ」
という気持ちにはならなかったんですよね。
親としては多少複雑ではありましたが…
乗り気じゃないものに強引にさせてもいいことはなさそうだと
感じていたので、娘は学校の担任の先生とも話をして
「大学は受けません」とはっきり伝えてきました。
現在の娘の様子
さて、大学に行かないで就職をした娘ですが、
今の心境を話してくれました。
「あ~やっぱり、大学行ったらよかった。。とは!全然思わない。
思うかなぁ、と思ったけど、思わないや」
と。
高校の同級生で、大学に進学した友達と数カ月に一回会ったりしていますが、
友達も友達で大学生活を満喫しているようですし、
娘も娘で、あたふたしながらも、社会人生活を送っているようです。
「行きたいところ」「やりたいこと」
だから、みんなそれぞれ貪欲に学びを深めたり、
経験を積んだり、意欲的に、積極的に、行動できるんですよね。
少しでも子ども達が「自ら進んで行動できるように」
私達は強力してあげたいです。
「子どもの可能性を引き出すコーチング的アプローチ」
とはかきましたが、今回は少し大きな年齢の子ども達対象になりました。
次の機会に、「ちいさな子どもには?」という視点も
私の経験をふまえつつ、話ができたらと思います。
まとめ
子どもの可能性を引き出すアプローチ
①聴く
②否定しない 押し付けない
③子供に決めさせる
大きく分けてこの3つを大事にしてみてください。
子どももひとりの人間で、しっかり意思も感情も、あります。
子どもなりに色々考えていることがあり、たとえ、
「たいしたことないな」「子どもの考えなんてたかが知れてる」
だったとしても!
親がしっかり受け止めて聞いてあげる、これだけでも違います。
話を聞いてもらえることが、どんなにうれしいか
否定されずに受け止めてもらえることがどんなにうれしいか
是非あなたも体験して見てください。
やりたいことがあるけど、「そんなの無理だよ!」
「やめときなよ!」「今からなんて無理だって!」
「お前になにができるんだよ」なんて
いわれたり、言われるかも、と思って、行動できないと
思っているのであれば、ぜひ私にお話ししてみてください
あなたのそのやりたいの気持ち、とっても!素敵!な事ですよ。
変わりたいと思うあなたの気持ちは、当然のことで、そして
あなたが本当に変われるチャンス!なんですよね。
お話していくと、下向きがちなお顔が前を向き、そして
気持ちもどんどん上向きになっていきますよ!
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30代∼40代の女性の方を中心に、
「今の自分が一番好き」と思ってもらいたくて
「イキイキと輝いていくため」になにができる?
を一緒にみつけていく、コーチングセッションを
行っています。
Up to you「すべてはあなた次第」
あなた次第で、どんな未来もどんな自分も!作っていける!