教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる
2024年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、もう少し深堀してどんどん【すきを形にしていく方法】などもお伝えしていきたいと思っています。
今年初投稿は、【好きなことを人に教える】仕事がしたい、という方に向けてお話していきます。
私は、ピアノ教室を運営していますが、「教室をつくるぞ!」と思ったとき、【何も】持っていませんでした。
資格、経歴、肩書、そして、ピアノ、も!(笑)持っていませんでした。あったのは、「ピアノ教えたい!広めたい!」
という気持ちだけ。まぁなんて無計画で、無謀な挑戦だったんでしょうか。
しかし、「何もない」はじつは強くて!怖いもの知らずだったのもありますが、私をどんどん成長させてくれました。中途半端に何か知ってる、何か賞を取っている、ではないので、本当に純粋に「知らないことを知らない」といえたので、なんでも聞きましたし、教わりました。
「知らない」とひとこと言うだけなのに、変なプライドが邪魔して言えない、とか「知らないから教えてください」なんて言ったら、周りの先生に「え?そんなのも知らないの?」って言われるんじゃないか、という、あるあるな、悩みが私には、なかったんですね。
知らないから聞こう、と常に思っていましたし、「音大出てないからしょうがないよね」くらいに思ってもらえてたらいいや、と思っていました。
目次
- ○ 教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~みんな無いものを必死に探そうとするけれど~
- ○ 教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~持ってるものを把握してから、足りないものを追加していく~
- ・みんなが持ってるからといって、自分も(資格を)とらなくちゃ!とは思わなくてもよい
- ○ 教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~むかしと今で違う事~
- ・肩書きよりも、人間性が大事になってきた
- ○ 教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~「自分」はみんな持ってるよ~
- ・自分らしさは、こう出す
- ○ 教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~すごいけど、身近な先生~
- ○ まとめ
- ・いつでもあなたの味方です
教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~みんな無いものを必死に探そうとするけれど~
前述したように「知らないことを知らない」という。「音大出ていないから、教えてください」。この考え方はよかったと思っています。「教えてください」といって嫌な顔をする先生はいませんし、私も教える立場になったとき、知ったかぶりをするより、「知らないから」「忘れました…」と素直に言ってくれる生徒さんの方が好感がもてて、じゃぁもう少し丁寧に教えるね、わかるように教えるね、と思いましたから。
根気よく教えてくださった先生方に感謝です。
では当時、「何にもない、もっていない」私が、じゃあ何を売りにしていくのか、というと「昔教わったこと」でした。それがすべてでしたから。その時は、そこ以外、それ以外なかったので、まずは、「自分は何を持っているのか?」を把握しました。少ないだろうと、思うじゃないですか、まぁ、確かに「昔教わったこと」という大きいくくりにすると、たいしてないなぁ、になります。
でもそんな時に、「持ってるものなんて少ないから、だめだよね」と、自分で線引きをしてはいけないんです。
少ないかもしれないのは、しょうがないことです。でもこの少ないかもしれない、の感覚も「誰かと比べて」「ほかの教室のコースと比べて」などのように、【比べた時に多いか少ないか】という判断なだけであって、
だからといって、【教えられるものがない】【私にはなにもない】というのとは違います。
すると、私の場合、4歳から中学生までのスパルタピアノレッスン、で身についたこと。徹底した基礎と、数こなしによる技術の習得、コンクール参加で、表現力、度胸、譜読みのスピード、音の美しさ、、、
かな、と自己分析しました。
比べない、輝く!女性向けコーチングで発見する、独自の魅力とスキル
教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~持ってるものを把握してから、足りないものを追加していく~
では「無いものは?何か」というと、それはもう、断然、知識と、指導法、子供へのアプローチ法でした。
さて、この「無いもの」を「すべて」そこから身に着けたり、学んだりするのは、得策ではない、と思い、
(時間もお金もかかりますし、すでに30歳でしたので…)
その中から【学びながらすぐに使えること】【音大を出ていない私でも学べる事】
という条件で【リトミック】を学び始めることにしました。
リトミックを通して、【子供へのアプローチ法】【年齢による能力の違い】【子供が学ぶ順番】【教え込まないレッスン】そんなところを学んでいきました。面白くて、リトミックに関してはトータル7年くらい学んだと思います。
みんなが持ってるからといって、自分も(資格を)とらなくちゃ!とは思わなくてもよい
みんなが持っているから、私も身につけなくちゃ!という判断は、大人の私たちにはちょっと当てはまらないことが多いかもしれません。小さいころ、学生のころであれば、時間はたくさんありますし、学ぶことが本業のようなところもありますから、どんどん意欲的に学んでいけばいいとおもいますが、
これから自分の「知識(好きなことに関する)」「技」でマネタイズしていこう!と考えるのであれば、「学ぶことに時間をかける」よりも「1円でも多く、そして1日でも早く」自分の知識をお金に換えること、を優先的に考えるほうがいいかもしれません。
あなたのその「知識」、「技」、で充分人に教えることができる、ということにいち早く気づいて欲しい!
そこから、もし「教えるうえで抜けている」「これだけは足りない」というものが出てきたときに、
その都度知識等更新していく、という方法が良いかと思います。
教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~むかしと今で違う事~
「私、よく考えたら、持ってるもの少なかった…」「項目で出してみたら全然なくて、こんな少ないのじゃ何も教えられないかもと思ってきた…」現実を知ると途端に、弱気になってしまう事、あります。
色々やってきたし、色々時間もかけてきた、だから、色々身についたし、色々知ってることもあると思っていたけど、こんな知識の程度なら、みんなも知ってるんじゃないか、こんなの知りたいと思う人、いるのかなぁ、と、
考えてしまいます。
私も、そう思いました。たかが趣味でやってきた、音大も出ていない私が、人に教えること自体やっぱりおかしいんじゃないか、専門的な肩書がない人に教わろうなんて人、いないんじゃないか、とか。
でもね、安心してください。ひと昔まえは、「肩書き」「学歴」「高い専門性」を並べることで、人を集めることができていましたが、今はそれをどれだけ並べても、人は来なくなりました。
では今は何が大事なのかというと、「人柄」「人間性」なんです。
つまり、教えてくれるこの人はどんな人なのか、話をしてくれる人はどんな声なのか、どんな雰囲気なのか、
どんな教え方をしてくれるのか、そんなところをみなさん求めるようになってきたんです。
趣味をキャリアにできるのか?楽しみを仕事に変える方法をコーチング目線から解説
肩書きよりも、人間性が大事になってきた
私たちにとっては、追い風です!だって、「肩書き」「学歴」などで勝負しなくてもいいわけですからね。
人柄をだすなら、私たち、胸張ってできます。
飾らず、偉そうにせず、「素の自分」を出していけばいいだけなんです。
「肩書き」「学歴」はどちらかといえば、どれだけすごいかを競う感じでした。
どれだけ並べられるか、自慢できるものを…
ですが、本当はそんな鎧を脱いで「一人の人間」になったときに勝負できなければ、選ばれなければ
鎧はただ重いだけで、自分を消してしまうものでしかありませんよね。
私たちには鎧がそもそもないので、どこから見ても 「一人の人間」として見てもらうことができます。
実際会っても、違和感がなく、そのままの人柄で選ばれます。
もし、持ってる知識や、技が少ないと思っても、嘆くことはありませんよ・
さぁ。どうやってあなたをだしていくか、少しお話しましょう。
教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~「自分」はみんな持ってるよ~
はりぼてのように、あとからあとから学びを付け足しても、中身空洞だったら、受けた意味ないですよね。
自分のものになっていなかったら、人に教えることはできません、ただ「資格をとった」という肩書きにしかならないので、実際に使えないともったいない!んですよね。
何も追加せず、そのまま持っているもので、だしていけるものというと、「あなた」ご自身なんです。
ここで、みなさんが心配するのは、「えー!プライベート出していかないといけないの?」
と、おっしゃいます。そうではありません、大丈夫です、プライベートを出して喜ばれるのは、芸能人だけです。(笑)
私たちが出していくのは、【じぶんらしさ】です。
私ってこんな人、というのが分かるととても親近感をもってもらえる、そしてあなたが発する言葉に共感してもらえて、あなたのファンになっていきます。
ここを私たちは意識して出していきます。
自分らしさは、こう出す
★どんな思いでやっているのか
★どんな人たちとかかわっていきたいのか
★昔はこんな失敗もしました!
★自分がこのなかでも一番好きなのは、ここです
★みなさんが一様に失敗しそうなのは、こんなところかなぁ
★自分はここで時間をとってしまったから、皆さんはここ気を付けたらいいと思います
などなど、、、あなたが今まで体験、経験してきたことをもとに話をしていくんです。
今求められているのは、「その人の体験」を通しての記事なんですね。
ほら、これならあなたもたくさん!かけそうじゃないですか?失敗もたくさんしてるでしょう?
思ったようにいかなかったことも、無駄にお金使ってしまったことや、全然思ってたのと違う事になってしまった、など、あなたが失敗っしたり、今なら笑い話になるようなことを、今見てくれている人も通るんですよね、
なので、あなたのやってきたことを、一つずつ出していくと、あっという間に
【あなたらしさ】も一緒に出していけることになりますよ!
私はこの「自分をどうだしていくか?」をみなさんからヒアリングして、あなたらしさをたくさんの人に知ってもらうための文章を考えていくんですが、みなさんにかなり好評です。私のセッションを受ける方から「市村さんと話をしてるだけなのに、ネタがどんどん出てきて、びっくりします!」「私には出すものなんてないと思っていたのに、どんどん出てきて意外とあるんだなぁ、とうれしくなりました」とおっしゃっていただけます。
あなたのお話の中に「あなたしか出せない」ものが宝のように出てきますから、ぜひ、「私の魅力って自分じゃわからないなぁ」と思ったときは訪ねてくださいね。
教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる ~すごいけど、身近な先生~
最終的に、あなたがどんな人に囲まれたいのか、囲まれた人たちにどう思われたいか、どう見られたいか、というところで変わっていきますが、【自分の好き!】を同じような思いの人たちに広げたい!のであれば、まずは「すごいけど身近な先生」を目指すのがハードルが低いかなと思います。
はじめから「すごい先生」を目指すのは、今の段階では雲の上の見えないてっぺんを目指すようなものです。
【続けていくと、必ず一段ずつ上がっていく!】のでまずは、「すごいけど、身近な先生」を目指しましょう。
これには理由もあります。
いろんな方と接して実際の声を聴く、実際の困りごとを聞く、ニーズを聞く、少しでも多くの経験を積む、などという目的もあるので、身近でないと、みなさん来てくれませんからね。
気軽に聞けて、いろんなこと教えてくれる、という存在は、周りから見たらとても心強く、とても頼りになるんです。また聞きに行こう、また会いに行こう、そう相手が想ってくれたら、ばっちりです。
あなたの経験値が爆上がりしますので、ぜひどんどん身近なところから、せめていってください。
まとめ
今日は、【教室づくりの成功は、すでに持っているものを活かすことから始まる】という話でした。
みなさんどうしても【足りないもの】に目を向けがちですが、「好きなこと!」を広めたいと思っている時点で、【一定数、量、経験値】もっていますから、安心してくださいね。
始めるにあたってどうしても足りない、のであれば、随時学びを追加したり、スキルアップしていきますが、
私たちは「学ぶより」「先に一歩」進める方が先決です。
そして、「肩書き、学歴」などに負けず劣らず、戦えるもの、あなたは持っています。それは「自分自身」を出すという事です。今は【人間をみて、話をきいてみようか、ものを買ってみようか】と判断します。
どんなにすごい肩書があっても、学歴が誇れるものであっても、相手から見た時に「自分と波長があわないな…」ということも起こりますよね。私たちは、目を見張るような自慢できるものをもしもっていなかったとしても、「自分らしさ」は大いに出していく事できます。
それは、プライベートをさらけ出す、ということではありません。
あなたの想い、あなたが広めたい理由、どんな人と関わっていきたいかなど、だしていってくださいね。
あなたとの共通点が一つでも増えると、「すごいんだけど、偉ぶってなくて、とってもこの人いいなぁ」という
「身近だけど、すごい先生」になれます。
もし、今何か始めようと思っている。「好きなことを形にしたい」と考えているあなた、
お試しで、一度頭を整理するために、セッションを受けるのも一つです。
何からできるか、いつまでにどうしたいのか、など、漠然としているものが少し形あるものに、
変わるだけで、一歩を踏み出しやすくなりますよ!
いつでもあなたの味方です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
30代∼40代の女性の方を中心に、
「今の自分が一番好き」と思ってもらいたくて
「イキイキと輝いていくため」になにができる?
を一緒にみつけていく、コーチングセッションを行っています。
Up to you「すべてはあなた次第」
あなた次第で、どんな未来もどんな自分も!作っていける!
各種メニューはこちら
もし、どれに該当するかわからない、という時も大丈夫。お問い合わせくださいね。こちらでこのコースかな、とご提案させていただいたり、該当するコースでお話進めていきます。