「好きなことを仕事に!初心者向け『趣味を仕事に』成功のコツ」
今から15年以上前、子どもが幼稚園に入る頃に私は、【自分の好きなことで】仕事をしたい!と思い始めました。そのころ流行っていたのは、ヨガでした。もうすでにいろんなところでヨガ教室があったので、同じヨガを仕事にしても、ド素人だし無理だろうなという考えに至ったのですが、
あなたがもし【自分の好きなこと】で仕事をしたい!とおもっているのなら、いくつか事前に考えておくといい事があるので今日はそこをお伝えしますね。過去の私のやっておいた事も一緒に載せています。
【どうせ趣味でしょ】といわれたくない!【片手間でできるよね】【別に失敗してもいいんでしょ?趣味だから】そんな事、周りの人から言わせない!ためにも、最後まで読んでメモして一つずつ実践していってくださいね!
目次
- ○ 好きなことを仕事にするのに、大事な事3つ
- ・① 情熱だけでなく「ビジネス視点」も持つ
- ・② 「計画」を立て、少しずつ実行してみる
- ・③ 「継続」と「学び」への覚悟
- ○ では、失敗してしまうパターンはどこか?
- ・❶ 最初の料金設定がうまくいかなかった
- ・❷ 集客が思ったようにできなかった
- ・❸ 内容が受講者に合わなかった
- ・❹ スケジュール調整の難しさ
- ○ まとめ
- ・いまから一歩を‼
好きなことを仕事にするのに、大事な事3つ
自分の興味のあるもの、好きな事、得意な事、から考え始めると思います。全然できないこと、よく知らないことを仕事にしようとは思わないはず。では、その「好き」「得意」をベースにした際、成功させていくために次の3つの事を意識してみましょう。
① 情熱だけでなく「ビジネス視点」も持つ
② 「計画」を立て、少しずつ実行してみる
③ 「継続」と「学び」への覚悟
1つずつ詳しく説明していきますね。
① 情熱だけでなく「ビジネス視点」も持つ
趣味を仕事にする場合、好きなことだけを追求するのではなく、収益化やマーケット(生徒さんになるかもしれない見込みのある人達がどんな層の人か、またどこにいるのか、等)の理解も必要です。自分のスキルや知識がどのように使えるか、どのようなニーズがあるのかを調査してみましょう。どんなお客様にお届けするのか、価格帯やサービス内容の決定も大切です。
もう少し深ぼりましょう。例えば「趣味の延長だからそんなに価格は高くできない」ともし思っているのならそれは【ビジネス視点】で見ていないことになります。ご自身の感覚でこうかな、と思っているだけで、実際に市場調査をしてみると、ちゃんと同じような業種の人はどのくらいの価格設定をしているのか見えてきますので、あなたの【適正価格】がみえてきます。
それに、どんな人をお客様にしていくのかによっても価格は変わってきます。
【提供するサービス内容】をどのようにしていくかを決めていくと、漠然としたところから、数字が見えてくるようになります。
【どこでそのビジネスをしていくか】も重要。対面形式なのかオンラインなのか、車がないと行けないちょっと郊外なのか、駅近の場所なのか…それによっても、サービス、価格、変わってきます。
まずはあなたが【どんなサービスをしたい】と思っているのか、
【どこでそれをしよう】と思っているのか、
【価格はどれくらい】を設定しようとしているか、
勿論、がちがちに決める必要はありません、あとからどんどん修正していきますので
まずは、今の時点、でのあなたが考えていることを書き出していきましょう。
② 「計画」を立て、少しずつ実行してみる
まずは小さな目標を立て、少しずつ動いてみるのがおすすめです。考えるだけでなく、実際に行動していきます。頭の中ではどれだけでも考えられます。だけど、実際動いてみると、思い描いたように進んでいくか、それとも、思ったようにならないか、がはっきりしていきます。
机上の空論にならにように、ここはしっかり行動していく事がだいじになります。
もし今働いている方、すぐに辞める必要はありません。なぜなら定期的に収入があるということですから、これは大きいですよ。(最初は何かとお金が必要なことも多いので尚の事)
お仕事をされている方は、もちろん、最初は大きな行動はできません。ちいさな行動をしていきますから、失敗も小さくて済みますし、軌道修正もしやすいです。
今、この期間に考えられることはどんなことか、できることはどんなことか、小さな行動をひとつひとつ重ねていきましょう。たくさんのトライ&エラーができるのはこの時期です。失敗も、痛くない程度です。
スタートしてまったら、もう立ち止まることはできないので、今この時期を大切に使ってくださいね。
準備の期間に丁寧に、できる事を計画を立て実行、PDCA(PLAN(計画)➡ DO(実行)➡ CHECK(評価)➡ ACTION(改善))を回していきます。
③ 「継続」と「学び」への覚悟
趣味を仕事にする場合、「うまくいかなかった!」という場面にたくさん遭遇します。
そしてあなたは基本、独りでビジネスをしているので、メンタルが弱くなることも、理不尽なことが起こるであろうことも、独りで受け止めることになります。
何か起こる度に、「やめようかな」「私には向かないのかな」「あの人腹が立つ!」等と思っていては、成功しません。気持ちの波を大きくしないこと、そして成功するまで【継続】するという姿勢を持つこと、とても大事です。
少し、厳しい話になりますが、ある調査によると、起業して失敗する確率は、開業から5年で18.3%です。これは、5社に1社は起業から5年以内に廃業していることを意味するんですね。
そうならないために、①、②を継続していくわけです。
さあそして、ビジネスをスタートさせていくと、学びたいことがどんどん出てきます。こんな知識も必要なんだな、知らないことが出てきたから、これは学び時だな、という、社長としての顔もでてきます。あなたの事業の存続のための学びは、最初のうちは大変かも知れませんが、学んだことを守りながら続けることが重要です。
【好きな事】だったり【趣味】が高じて、仕事に。一見とても大変な事のように思うかもしれませんが、土台を盤石なものにしていければ、怖いものなしです。そのためには一気に!ではなく、少しずつ、少しずつ、進めていきましょう。大丈夫、私の周りのピアノの先生たちは、もう20年以上続けている、そんな先生がたくさん!です。
そんな先生たちは、みなさん【日々コツコツ】を貫いています。
では、失敗してしまうパターンはどこか?
趣味や、好きな事を仕事にしてスタートしたはずなのに、失敗してしまった、長続きしなかった、ということもあります。なぜ失敗してしまうのか、どこで、躓いてしまうのかいくつかあげていきます。これを読んでおくと、あなたはもう、失敗しそう!になったときにも回避できますね。
❶ 最初の料金設定がうまくいかなかった
❷ 集客が思ったようにできなかった
❸ 内容が受講者に合わなかった
❹ スケジュール調整の難しさ
❺ 「好き」じゃなくなる瞬間があった
大きく、この5つです。
さぁ、みていきましょう
❶ 最初の料金設定がうまくいかなかった
はじめの頃、料金設定を低くしすぎてしまったり、高くしすぎて生徒が集まらなかった、という失敗が多いようです。特に安くしすぎると、こちらの準備や教材費が自己負担になることがあり、長く続けられないという結果に。はじめの数か月はトライアル期間として、試験的に値段を変えつつ最適なラインを見つける方もいます。
私の場合はどうしたかというと、1年間無料で数名のお子様をみました。これには【経験値を積みたい】【教える土台を作りたい】【どうしても初めての子どもたちは、実験台になってしまうから】という理由で無料でお友だちに通ってもらいました。
毎回レッスンのレポートをとり、これはその後5年ほど続けてレポート取り続けましたが、この記録を取る事は【自分のレッスンをどんな内容にしていくか】だったり、【子どもたちって何歳のころはこんな声掛けをしたらいい】などのメモもあり、何回も読み返し、自分だけのバイブルになりました。
❷ 集客が思ったようにできなかった
集客がうまくいかない場合も多く、「どのように宣伝すれば効果的なのか」が大きな課題です。SNSを利用しても、最初はフォロワーが少なく、見てもらえないこともあります。友達の紹介など、SNS以外の宣伝方法も並行して試していく必要があります。少しずつ生徒が増え、口コミも広がり、集客が早くなります。
20年前は、何もしなくても、生徒さんが集まるくらい子どもたちが多かったり、口コミで次の生徒さんを連れて来てくれたり、習い事自体がそう多くなかったので、苦労なく集客できたんですよね、という先生もおおかったのですが、ここ数年は、同じ習い事でもたくさん!教室があり、当たり前のようにホームページがある状況。何も考えずにSNSを発信していても、集客にはつながりません。「読まれる」「共感される」文章を作っていく事、発信していく事がとても大切になっていきます。
この、SNS文章の書き方については私の講座で最重要項目としてお伝えしているところです。みなさんどんどん文章力が上がり、【読まれる文章】がコンスタントに上がるようになっています。
❸ 内容が受講者に合わなかった
最初は自分のやりたい内容や難しさで発表して、初心者には難しかったり、逆に物足りなかったりしたこともあります。生徒さん(やその保護者)から「難しかった」「もっと優しい内容が良い」「何度も繰り返してできるからいい」といったフィードバックをもらえればラッキー!ですよ。これは、生徒さんのニーズに合わせて柔軟に対応する力にもつながります。
自分が今まで受けたことがあるものを、レッスンにするのであれば、さらにそこから詳しいものにしていくのか、それとも基礎だけを伝えて、段階を経て難しいコースにしていくのか、一部分だけをお伝えするものにしていくのか、などいろんなパターンを考えられます。
例えばピアノレッスンであれば、幼児コース、小学生コース、リトミックコース、大人のコース、単発コース、コンクール対応コース等
本当にいろんな コースを考えることができます。
❹ スケジュール調整の難しさ
最初のうちは、生徒の希望に合わせすぎてスケジュールが分散してしまい、効率が悪くなることが良くあります。しかし何度も開催していくうちに、定期的なスケジュールを決めることもできるようになり、生徒さんに振り回され過ぎることなく、徐々に無理のない運営に移行していけるように工夫していけるようになります。
沢山生徒が欲しい!そう思いますよね。周りの先生がたくさん生徒さんを抱えていたら、自分も負けないように、たくさん欲しい!それに、少ない生徒さんはこの先生人気ないのかな、とかよくない噂とか流れないかな、、等と、マイナスに考えてしまう方もいらっしゃいます。その気持ちはすごくよくわかります。
ですが、全くそこは心配しなくても大丈夫です。そこはただの【見栄】でしかないですから。周りの目よりも、ちゃんと自分にあった生徒さんが来てくれる方が大事です。初めは少なくても、しっかりその生徒さんに向き合っていく事で、振り回されない質のいい生徒さんが集まってきます。あなたのスケジュールも組みやすくなりますので、焦らずに行きましょう。
まとめ
今回は、事前にこんなことをしっておくと、成功するよ!という3つのポイントと、【好き!】で始めたことだけど、どこかしらで失敗してしまう人の特徴を5つ挙げてみました。もちろん、失敗しないことが大事ですが、スムーズに進めていくためにも、もしもの備えをしておくことは大事だと思っています。
私たちが始めようとしていることは、誰かしらが必ず先にやってくれています、ですから、先人の話を聞いて参考にしたり、注意しておいた方がいい事は素直に聞き入れておくと、失敗を回避出来たり、大きな損害にならずにすみます。なんでも自分で!新しい方法で!というのは、時間も労力もお金も無駄にしてしまいます。お手本があるならそれをなぞる、すると形が分かりますし、進めていく方法もわかります。字の練習と同じですね。お手本なぞるとほんとに、綺麗な字が書けますもんね。なぞるだけでいいのなら、こんな楽な方法はないとおもいませんか?
いろんな方が体験談を載せているとおもいます、自分の業種に近いかたの内容、ぜひ見つけてみてみるといいと思います。
いまから一歩を‼
みなさん、はじめはみんな右も左もわからない一年生ですから、どんどん行動していっぱい失敗を重ねていきましょう。一つずつ経験値が積みあがります。
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