自己肯定感をグッと高める! 子どもへの接し方とは?

子育て中のお母さん、お子様の自己肯定感は高いですか?どうでしょうか。
とはいっても、そもそも、自己肯定感って何でしょうか。どんな状態が自己肯定感が高いのか、低いのか。
うちの子はどうなんだろうか、わがままだとダメなのか、何かに夢中になれるものや、得意なものとかないとだめなのか、
考えれば考えるほど、深みにはまってしまう、自己肯定感の謎。
今回は、自己肯定感とはなんだろうか、そして私達、大人ができる事、子どもとのかかわり方についてお話していきます。
目次
- ○ そもそも、自己肯定感ってなんだろう?
- ○ 一般的に、自己肯定感が高い人は、こんな特徴が
- ○ 子どもの自己肯定感を上げたい 親はどう関わると良いか~喧嘩の例~
- ・売り言葉に買い言葉にならないために ~我が家の場合~
- ○ 日々の生活の中でのやり取りが、将来の自己肯定感を作る
- ○ まとめ
そもそも、自己肯定感ってなんだろう?
自己肯定感を簡単に説明すると、
「誰かと比べることなく」
「自分の存在そのものを認める事」
なんですが、なんだかわかりにくい。
スマイルキッズをみていたら、とても分かりやすく説明してありました。
その中で、
自己肯定感の高い低いは
『困難に直面したときの対処法です。自己肯定感の高い子は、「がんばればできるかもしれない」
と考えますが、自己肯定感の低い子は、「どうせ自分には無理」とあっさりあきらめてしまう』
といった一文をみつけ、なるほど、確かにそういうところに現れるなぁ、と思ったんですね。
スマイルキッズこちらをクリック
この自己肯定感ってどう、育んでいくのでしょうか。私達親は、大人は、どう関わっていくと
いいのでしょうか。今からでも遅くはないのかな、と色々考えるところですが、
まずはご自身についてちょっと、振り返ってみましょう。
一般的に、自己肯定感が高い人は、こんな特徴が
あなたご自身は、自己肯定感、高いですか?
自己肯定感が高いといわれる人は、こんな特徴、物事に対してこのようなとらえ方する人が多いようですよ。
◆他人から嫌なことをされたり、理不尽なことが起きた時も
感情のコントロールをできる。
しかし自分が感じた楽しさや悲しさ、
悔しさなどを素直に受け入れられる。
◆不得意なことがあったとしても、
それが理由で自分が劣っていると考えることがない。
◆常に意欲に満ち、前向きな気持ちで努力を続けられるため、
夢や目標を実現しやすい。
◆自分だけが特別ではなく、他人も同じように、
かけがえのない大切な存在として認識できる。
◆自分の価値を他人からの評価で決めないので、
他人に振り回されたり周囲の目を気にしすぎたりしない。
◆何か物事をはじめるとき、自分が成功した時のことを
想像できるので、失敗を恐れずに実行できる。
さぁ、並べてみましたが、どうでしょうか?
まぁ、これがすべて当てはまる人は、仏様くらいじゃないでしょうか。
そんなできた人は、まずこの記事を読みませんよね。
何か1つ、「あ、これ、そうかもしれないなぁ」というもの、あればぜひ
「エッヘン!私もちゃんと自己肯定感高い所あるじゃん!」と胸張ってくださいね。
何か物事に直面した時、すぐには上記のような判断ができなくても、
時間がたてば、冷静になればそういう判断ができれば、それもよしだと思います。
自分の自己肯定感が高くないから子どもに、そんなことできるわけない!と
思うのは違いますからね。
子どもの自己肯定感を上げたい 親はどう関わると良いか~喧嘩の例~
前述した例に当てはまると自己肯定感が高いといわれるわけですが、
親が子どもと接する時、一番大事にしてほしいのは
「子どもの気持ちを想像してあげる事」です。
例えば、けんかをして帰ってきて、向こうのお家から電話がかかってきてひどく責められたとしましょう。
電話を切ったあなたはお子さんに開口一番
「なんでケガさせたの!」とか
「あなたが悪い!」などと、言ってはいけないんですよね。
なぜって、それは「電話越しの情報」であって、あなたのお子さんの情報でもないし、
あなたのお子さんの気持ちでもないんです。
『あなたの感情のまま、子どもにぶつかってはいけない』、というのがとっても大事になります。
では、どう言葉をかけたらいいのでしょうか、ご自身のお子さんを思い浮かべながら、少し考えてみてください。
「今日はどうしたの?」
「喧嘩したん?」
「ケガしたの?」
「嫌な事あった?」
糸口はいろいろありますよね、これが絶対!の正解!というのはないと私は思います。
お子さんといつもどうやり取りしているかにもよりますし、言葉使いも家庭によって違います。
そんな丁寧にいつも話してないよ!というお家が「今日はどうしたの?」と改まったら、逆に子どもは身構えてしまうかもしれませんよね。
ちなみに我が家はもしその言葉なら「今日、どしたん?」という感じで聞きます。
その後、子どもがこうだった、ああだった、と話をしてくれたら「それは、腹立ったね!」「痛かったでしょう」「手が出ちゃったんだ」と、言ったように、気持ちに共感してあげること、子どもの言った言葉を繰り返すこと
(これは、「ちゃんとあなたの話を聞いていますよ」という信号にもなります)をします。
お子さん側の話を聞く間に、あなたもだんだん心落ち着いてきますよね。状況も見えてくるでしょう。
けんかのこのようなシチュエーションはなかなか起こらないかもしれませんので、身近な例を挙げると、実はこれ、学校のテストの点数、模試の結果を聞くときも同じ方法を使えるんです。(自己肯定感を上げることにも、繋がる…!)
売り言葉に買い言葉にならないために ~我が家の場合~
ちょっと我が家の話をすると、
現在私は、子どもたちがテストを持って帰ってきたら、
見る前に最初に「なんていってほしい?」と言って聴くようにしています。
なぜなら私は感情で言葉を発してしまうことが多いんです。なので今までは悪い点数だったとしたら「なんでこんな点数とったの?」と言ったり
いい点数だったとしても、「なんで満点とれなかったの?」と言ってしまっていたからなんです。もう、これはホント反省している事で、皆さんにも一番伝えたいところです。あなたは、テスト返ってきたら、なんて言って返していますか?
この「なんて言ってほしい?」の方法を取る前は、私の感覚で、点数だけを見て
子どもを叱っていたので(あまり褒めなかった)、
子ども達は、ぐっと唇をかんで、ゆがんだ表情をして「なんで頑張ったね!とか、
ほかの言い方してくれないの?」って言ってきたんですね。「できなかったのは自分でもわかってる!」と。
子どもにとっては、点数よりも「ここ頑張ったね!」と言ってほしいし、
悪い点数を取ってきたのは、自分でもわかってるので、追い打ちをかける必要はないんですよね。
確かに、自分も子どもの立場だったら、腹立ちます。
「わかってるよ!」「そういわれるのわかってるから見せたくないんだよ!」って。
親は違う視点から、子どもに声をかけてみてください。
自分が言われたら絶対!嫌な事、口答えしたくなるような事は、言わない。
でも?そしたらかける言葉ない!ということも起こるんですね、苦笑
なので、テストを見る前に、聞くんです。
「何も言わないでいいよ」って言うのなら、何も言わないし、「つぎ頑張れって言って」
って言われたら、そう言うようにします。
お陰で、感情をぶつけ合うような険悪なムードにならなくなりました。
ぜひ、あなたも感情的に接する前に、あなたの主観のみではなく、
子どもの気持ちをちょっとくんであげること、そこ、意識してみてください。
子どもにとって親が自分の気持ちをわかってくれるというのが、伝わるだけで、
「ありのままの自分を受け入れてくれた」「僕の気持ちわかってくれた」
「数字だけで判断されなかった(点数が低いと僕自身もダメな奴なんだ)」
と、感じる(子ども自身は気づかなくても心でね)
つまり、自己肯定感を育める一つのきっかけになります。
日々の生活の中でのやり取りが、将来の自己肯定感を作る
自己肯定感が高いか低いかは、家庭環境も大きく影響してきます。子どものころから
「なんで言われる前にできないの!」とか、「遅い!いっつもとろいんだから!早くしなさい!
何度言ってもダメだな!」といったように、否定的な言葉ばかりかけられて大人になったら、、、、
そりゃ、自分に自信持て‼なんて言われても、無理な話です。
お子さんと一緒にいられる時間は、限られています。「お母さん、お母さん、ママ、ママ」と後ろをついて来てくれる時間は、あっという間に終わりが来ます。
我が家の息子は、中学生になったらもう、用事のある時しか声かけてこなくなりましたからね。
密に、ぎゅっと抱きしめてあげられるうちに、子どもの自己肯定感をすくすく育てていきましょうか!
まずは、「受け入れる」「認めてあげる」そして「気づく」。
その子自身、1人の人間です。大人がどうこうできる、言うことを無理やり聞かせる、押さえつけるそんなことが通用する、ことはありません。どんなに小さくたって、人格があります。
この子が大きくなった時、「僕、自分の事大好き」「難しい事が起きても、挑戦してみるよ!」「ここ、全然できないし、上手じゃないの。だから、手伝ってもらうんだ」と、前向きに生きていけるように、私達大人は、どんな関わりかた言葉がけができるでしょうか。
どんな言葉をかけたらいいのか、悩むときは是非、「あなただったらどんな言葉をかけて欲しいか?」と考えてみてください。冷たい言葉じゃないはずです。突き放すような、とげのある言葉じゃないはずです。受け止めてほしいはず、そっかそっか、と気持ちに共感してほしいはずです。
あなたの中に答えがありますよ。
まとめ
自己肯定感が高いとされるポイントはいくつかありますが、
それを作っていくのは、長い時間を過ごすお家で、大好きな家族との会話の中ではぐくまれていきます。
少しずつ言葉かけ、意識してみてください。
ポイントは「子どもの気持ちをちょっとくんであげる事」「あなただったらこう言葉をかけて欲しい」を考えてみる事です。
もし、子育てで息詰まった、泣きたくなってきた、うまくいかない、疲れてしまった、そんな時は、頼ってきてくださいね。いつでもお話お聞きします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
30代∼40代の女性の方を中心に、「今の自分が一番好き」と思ってもらいたくて
「イキイキと輝いていくため」になにができる?を一緒にみつけていく、コーチングセッションを行っています。
Up to you「すべてはあなた次第」
あなた次第で、どんな未来もどんな自分も!作っていける!
話したい!と思ったときいつでもご連絡くださいね