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子育てコーチングとは?子どもにどんな効果があるのか解説!



コーチングと子育て…? あなたは結びつきますか?

最近は、子ども×コーチング を取り入れている分野、広がってきているんですよ、例えばスポーツクラブ。

サッカーチームだったんですが、子ども達1人1人の能力を存分に発揮できるように、そして試合で最高のパフォーマンスができるように

という取り組みをしているのを、テレビで観ました。

 

一昔前は、気合でやる、しかりつけて、大声を出していうことを聞かせる、根性論で言いくるめる、

そんな雰囲気もありましたが、今はそんな方法では子ども達のいい所までつぶしてしまいます。「自分で考え行動する」、「自分で決めたことを全うする」、「うまくいっても失敗しても、経験になる事」

「全ては素敵な経験で、素晴らしい体験である」、という事をスポーツ(習い事)で感じ取ってもらいたい、と私も思っています。

 

私の話を少しすると、私のピアノ教室にも、子どもたちが来ます。みんながみんな同じレベルで、ということはありません。進み具合も、取り組み方も、理解の具合も、同じ学年であっても違います。

昔なら、スパルタで教えていた、(昔の私達のレッスンは、かなりのスパルタでした(笑))教え込んだかもしれませんが、前述したように、そんな方法では伸びませんし、続きません。

 

「好きなものも」が「好きじゃなくなる」ことも起こりえます。「好き」「楽しい」で始まったピアノですから、卒業するまでその気持ちで続けてほしいと、思いますので、色々な方法を使ってレッスンをしています。

 

目次

子育てコーチングとは?子どもにどんな効果があるのか?

今回は、私の娘とのやり取りを通してお伝えしたいと思います。
そこから、すこし「コーチング」についてのイメージをもってもらえたら、うれしいです。

子どもに関する記事は
「子どもの可能性を引き出す」のページでも書いていますので、下記リンクからそちらも読んでみてくださいね。

↓↓
子どもの可能性を引き出す3つのコーチング的アプローチ


さて、
子どもにコーチングを取り入れると、どんな変化があるのか、
一番の変化は【やる気度が上がる】というところです。


子どもの悩みは色々ありますが、・友達との関係 ・学校の勉強 大きくこの二つになります。
そして、どちらもお互いに深く絡み合っているので、友達とうまくいかなくなる、が続くと、学業にも影響がでて、
逆に学校の勉強がおろそかになると、友達との関係も変わってきて、
ということが起こります。足をひっぱるんです、良くも悪くも。


小学生を境に、子どもたちは意識始めます、「自分と他人を意識し始めることによる違い」を。
小学生高学年になるほど、「自己肯定感が低く」なる子が多いと、いう調べがあります。
(ほめ写プロジェクトよりほめ写プロジェクト )

小学生になると、今まで感じなかった自分と他人の差を、感じ始める

その記事を読んでいると、どうやら理由があるようです。
入学と同時に自分以外の友達の存在を意識し始めます。
「自分より足が速い」「字がうまく書けない」「自分より友達がいっぱいいる」「片付けが人より遅い」
など、比較しますよね、できない部分に意識が向き、
そこから、劣等感、恥ずかしさ、が出てきて、自己肯定感が低くなる可能性につながります。


自己肯定感が低い子どもは、自分に自信が持てないため、トラブルや困難に出くわしたとき、立ち向かうエネルギーが湧いてこないことがあります。そのため、勉強や人間関係でつまずきやすくなってしまいます。

と、、まとめると、そんなことが書いてありました。

私たち親は「そんな(些細な)ことで、、、」と思うようなことでも、子どもたちの中では「何言ってんの!大きなことだよ!」なんですよね。
子どもたちの世界は、とても狭いです。狭い世界、狭い友人関係、狭い社会、そんな中でも自信を持って行動したり生き生きとみんなとコミュニケーションをとったり、やるべきことに邁進したり、そんな子どもたちもたくさんいます。

できたら自分の子も、生き生きと友達とかかわってほしい、意欲的に勉強にも取り組んでほしい、楽しい学校生活送ってほしいですよね。

それを可能にしていくために、あるのが「コーチング」という方法です。

子育てコーチングとは?子どもにどんな効果があるのか?実際に何をするのか?ポイントは?

コーチングって、何か特別な資格いるんじゃないのか、親が子どもに話をすると、「命令したり」「決めつけたり」「感情的にになったり」してしまうから、無理なんじゃないかと思われるかもしれませんが、
親子同士でも上手にできることありますよ。


おうちの方の【態度】【言葉】が子どものころは、とても大切で重要です。
ほかの子より出来がいいとほめるけど、できないところがあると、「なんでできなかったの!」「なんでミスしたの!」と思わず言いがちですが、
それ、私たちも言われたら「嫌」じゃありませんか?

考え方伝え方、親子でのコーチングのポイントは、ここです。
「おうちの方が同じように言われたらムカッとするな、腹立つな、わかってるよ!」って言いたくなるな、ということを言わない。

これが最大のポイントです。
諭す、教える、というのは「コーチング」ではなくどちらかといえば「ティーチング」という
部類になります。物事を教える、というニュアンスですね。
でもコーチングは、あくまでも主は相手(この場合だとこども)なので、教え込む、
というのではなく、こどもに答えをかんがえてもらったり、こどもが気づくように促してあげたり、というところにポイントをおいていきます。


では、例えばこんな例。。テストの点がよくなかった時、どう声を掛けたら、「ケンカ腰」になったり、うるさい!わかってるよ!というような「言い合い」にならいでしょうか。


事実のみを伝えるとどうなのか、感情や過去の出来事を持ってくるとどうなるか

事実のみを伝えた場合、「よくなかったね」「残念な数字だね」
感情に訴える場合、「頑張ったって言ったじゃん」「お母さん、ちゃんとやると思ったのに」「前もよくなかったよね、(前はよかったよね)」

などなど、いろんな言い方が思いつくと思いますが、
起きてしまった出来事を変えることはできません。そして、結果を出したのは、相手であるということをまず念頭に置いておくと建設的な話ができるようになると、私は思っています。


つまり、「頑張るっていったじゃん」と言われても、もうこの点数が変わることは無いんですよね。
同じように「お母さん、ちゃんとやると思ったのに」と言われても、そのテストを受けるのは子どもであってお母さんではありません。お母さんがうけたらちゃんとできたかもしれませんが、でも実際にそんなことは起こりません。

一番よくないのは、「過去を持ってくること」です。
今、この目の前にある点数について話をしているのに、過去の事を持ってくるのは脱線です。
今見るべきは目の前の点数のみ、過去の点数の話ではない、ということです。


ですから、悪い点数を持ってきたとき、何を伝えるか、どんな話をするのかというと、
「事実(見たまま)を伝える」ということです。
もっと他に言いたいことあるでしょうが、それはその次の話です。
我が家では、「おっと、すごい点数持ってきたね」「数字だけ見ると、びっくりだよね」
という感じでスタートします。


そこから「どしたん?」とできなかった理由、この数字になった理由を聞きます。

子どもの言い分はさえぎらないで聞く

宿題をする小学生

子どもには子どもの言い分があります。言い訳だったとしても、最後までさえぎらずに聞きます。
大人はこうすればよかったのに、こんなことしたらうまくいかないよ、はすぐわかりますが、
子どもはまだそこまで先を読めませんし、そんなに人生経験をつんでいません。
だから失敗するし、思った通りにできなかったりは、当たり前です。

だからこそ、自分の言葉でどう感じているのか、どうだったのか、というのを話してもらいます。
最初は「うまくいくと思ったんだけど、、、」「ちゃんとやったつもりだったんだけど、、、」
そんな言い分しか出てこないかもしれません。
でもそれでいいんです。


さぁ、ではこどもの言い分を聞いた後は、どう返したらいいのでしょうか?

聞いたことに対してどうこたえるのか?

オウム返しで、「ちゃんとやったと思ったんだ、そっか」と返してあげてください。
ちゃんとあなたの言いたい事、聞いてるよ、という態度を示します。

がしかし、親はここで「ちゃんとやったと思ったって、思っただけだけでちゃんとやらなかったんでしょ!」とか、「ちゃんとやったって、口だけでしょ!」とか、「ちゃんとやってないからできなかったんでしょ!」
等と、言ってしまったり、
言いたくなるかもしれませんが、ぐっと抑えてください。なぜなら、しかりつけたり、上から物を言って言いたいことを言えなくさせてしまう、委縮させてしまってはコーチングができなくなりますから。


さぁ、そして次は「子どもたちは本当はどうだと思ったのか」「どうありたいと」
思っていて、なぜできなかったのか子どもなりの考えを聞いてみます。
子どもが行動を起こしたので、子どもにふり返させていきます。親の意見ではなく、子どものね。

これは分析力がついていきます、こう思ったけど、こうやって見たけど、実際はどうだった、
ここがよくなかったのかな、これがだめだったのかな、
自分で自分をふり返ることができる子どもは、力がついていきます。
思い付きでやってみたり、勢いで飛びついてみたり、後先考えずやってみて失敗したり、
というところから、少しずつ事前の準備ができるようになっていくでしょう。

子育てコーチング 親の意見はどう伝える?

グッドジェスチャー

点数の悪いテストを持って帰ってきて、子どもの言い分を聞き、子どもの話をきいて、さて親はそれに対してどうこたえていくのか、

実は「自分でどうしたらよかったのか」、という話が出た時点で、子どもは次のテストでの取り組み方が見えているんです。今回これがダメだったから、次はこうしてみようかな、このやり方はだめだったか、というのが、うっすらと見えています。



コーチングって、相手にああしなさいこうしなさい、と言われてやることを決めていくのではなく、
自分で話をしていくうちに、頭が整理されて、ポロつと口をついてこうしてみよう、こうしたらいいかな、と出てくるので、そこを逃さないで「オウム返し」でその子がやろうとしている方法を伝えてあげてください。

もし、まだ出てこない、はっきりしない、という時は、「次はどんな方法で勉強したらよさそうかな」「今回と同じ方法でまたやってみる?」と助け船を出してみて下さい。
先走って「次はこうしなさい!」「これやりなさい!」と親の方法を押し付けない!で
やって見てくださいね。

人に言われてやるより、自分で選択して決める、自分でやるといって決めるほうが人間責任感をもつのでやります。
がしかし、人に言われてやると決めたことに関しては時々他責思考が働き、「だってお母さんがやれって言ったじゃん」と、お母さんに責任の所在を押し付けようとしてしまいます。


あくまでも、今回は親子コーチングで子どもにいい影響を与えていく、という目的ですから、子どもは自分で自分のすべきことを決めて、親は子どもが決めれるように、助け舟をだしていく、というスタンスで向き合ってみてください。





さいごに

今回はテストの点数が良くなかったとき、というシチュエーションでの親子でのコーチングの例をだしてみました。
悪いことが起きた時だけに使うものではありませんが、親が感情的になってしまう、ことが多い時こそ、この親子でのコーチングの方法をとってみると、だんだんいい親子関係が出来上がっていきます。なんでもしゃべれる関係を作っていきたいのであれば、感情的にならずに話をしてみる、大人の言い分を一方的に押し付けない、という考えの元、ぜひたくさんお子さんとお話をしてみてくださいね。





私のコーチングでは子どものためのコーチングセッションもあります。
なかなかうまく子どもと話ができない、つい、かっとなってしまう、
親以外にに話ができる信頼した人を探している、
というような際にはぜひ、ご連絡くださいね。



勿論おうちの方の心をまずは安定させたい、そんな場合もご連絡ください。
ご自身に余裕がないと、相手の話をじっくりゆっくり聞く、ということはできませんから。




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30代∼40代の女性の方を中心に、
「今の自分が一番好き」と思ってもらいたくて
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を一緒にみつけていく、コーチングセッションを行っています。


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